結婚準備ガイド - 余興や出し物〈舞浜ウェディングガイド〉

余興や出し物

結婚準備ガイド Marriage Preparation Guide

Shows and Entertainment余興や出し物

余興や出し物は結婚式を盛り上げるための演出のひとつ。
ムービーを流したり、歌やダンスを披露したり、時には新郎新婦側もびっくりするサプライズもありますね。
しかし新郎新婦から頼まれたからと言って、余興や出し物に何でもして良いというわけではありません。
そこで、ここからは結婚式で余興を披露するときにおさえておきたいポイントや、おすすめの出し物などについてご紹介します。

【結婚式の余興におけるNGポイント】

●進行を妨げる余興

たとえアイデアが秀逸で技術の高い会場中で大ウケしている出し物であっても、予定時間を大幅にオーバーするようではいけません。結婚式や披露宴にはタイムスケジュールがあるので、事前に聞いている持ち時間以内におさめましょう。

●余興中の忌み言葉

余興に限らず、結婚式に列席している限りは「切れる」や「別れる」といった忌み言葉を発するのはマナー違反。また、たとえノリであっても出し物の最中に下ネタや失恋ソングを使うことは避けましょう。特に、洋楽を使う場合などは歌詞までしっかりとチェックを。

●内輪ネタ

結婚式は仲間内の飲み会ではありません。参列するゲストは年齢も新郎新婦との関係性もさまざまなので、余興はみんなが楽しめるような内容にしましょう。
ある特定のテーブルだけに大ウケしても、そのネタの背景を知らない他のゲストが見たときに退屈してしまうような出し物では歓迎されません。

【結婚式の余興で喜ばれるポイント】

●新郎新婦のために

結婚式は主役のお二人を祝福する場。新郎新婦やそれを支えるゲストのために用意された余興は、会場を感動で包みます。普段は照れくさくて言えない気持ちを新郎新婦に手紙や歌で伝えたり、手の込んだサプライズ演出をしたりなどが昔からどの会場でも好評のようです。

●徹底的に練習する

歌やダンスを頼まれたゲストがプロのような腕前だった場合、知り合い以外のゲストも思わず食事を止めて見入ってしまうことがありますね。しかし一方で、いかにも頼まれて義務的にやる余興や恥ずかしそうにやる出し物は、見ている方もつらいものです。
引き受けたならしっかりと準備をし、当日は全力で披露しましょう。

●幅広い年齢層に向けて

結婚式のお祝いムードを盛り上げるためには、会場に居る全員が楽しめる出し物であることが鉄則です。内輪ネタや特定の年齢層にしか理解できない余興は避けましょう。
迷ったら、事前に新郎新婦にゲストの顔ぶれを確認しておくのが良いかもしれません。

【結婚式の余興で喜ばれるポイント】

●取扱説明書

以前から結婚式の余興に定番中の定番となっているのが、新郎または新婦の「取扱説明書」。例えば自分が新婦の友人であるなら、新婦の取扱説明書を作って新郎にあてて読み上げるというもの。
名前や趣味などを、まるで電化製品に付属する取説のようにまとめておきます。「料理機能は非常に高度なものとなっていますが、新郎からの愛の言葉を絶えず与えないと夕飯のおかずが一品減るのでご注意ください」や「返品は受け付けておりません。一生大切に扱ってください」など、ユーモアを交えて新婦を祝福してあげましょう。

●映像

映像作品も人気の余興のひとつ。
新郎新婦の馴れ初めエピソードを本人出演のドラマ仕立てで作ったり、友人や家族からのメッセージを集めてビデオレターを編集したり、アイデアや構成次第で感動系にもユーモア系にも仕上げられます。
新郎新婦が後から何度も見返せるというのもポイントです。

●歌・ダンス

ゲストが新郎新婦の好きな歌や思い出の曲、この日のために書いたオリジナルソングなどを披露するという余興も定番です。有名なヒットソングを替え歌にして笑いを誘ったり、友人たちの中にいる楽器経験者でバンドを組んだりというケースも。最近では映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットにちなんでフレディ・マーキュリーのモノマネをする人も多いようです。
また、最近ではダンスを披露するのも人気の出し物。DA PUMP「USA」のいいね!ダンスや、荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」にのせたバブリーダンスなどが人気です。
歌やダンスを何週間も前から練習して、会場を盛り上げましょう。